媼と呼べば翁と答える
本日、9月15日は日本全国「老人の日」でございます。
「今日が老人の日?敬老の日は9月の第3月曜日とちゃうのん?」と思った方、
ちゃいます。(親戚みたいなものみたいですが)
■老人の日(9月15日)【老人福祉法 第5条】
国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し
自らの生活の向上に努める意欲を促すため、老人の日及び老人週間を設ける
■敬老の日(9月の第3月曜日)【国民の祝日に関する法律 第2条】
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う祝日
もともと9月15日が「敬老の日」だったのを「ハッピーマンデー制度」の名のも
と第3月曜日に移した際に、長年親しまれた記念日を残したいという「声」があり、
「老人の日」と記念日化したそうで・・・しかし、誰の声?
何だろう。どこかで誰かが得をするのか、うがった見方をしてしまいそうですが、
まぁ、確かに日本は世界でも屈指の高齢化社会であることは間違いありません。
国の総人口に占める65歳以上の割合が21%を超えると「超高齢化社会」ですが、
日本はなんと19年も前にこの基準を超え、いまや高齢化率29.6%、
世界で第2位と言われる、誰もが認める高齢国家です。
あら、2位なのね。
じゃあ、1位はどこかというと・・・高齢化率36.4%のモナコ公国だそうです。
先進国はいずれも高齢化社会に苦慮している模様ですが、
このモナコ公国は涼しいお顔。
それもそのはず、この小さなモナコ公国には所得税や相続税がありません。
その上に気候は温暖、景色も良ければ居住環境も治安も良い。
そうするとどうなるかというと、引退したお金持ちがモナコに集まり、
とてもリッチなブルジョワジーで高齢化社会が完成します。
おっ、もしかして住みたいですか?
モナコ公国に居住権を得るには、現地の銀行にたっぷり預金があって、
高額なだけじゃなくツテがないと買えない非公開物件の住宅を確保して、
モナコ警察の徹底した身辺調査をクリアしないといけませんよ。
えっ、もっと手っ取り早く?
う~ん、モナコ公国は国内で生まれてもモナコ国籍はとれない血統主義だから、
モナコの方との結婚ですかね?
そういえば、かのグレース・ケリー公妃も、現シャルレーヌ公妃も民間出身。
これは・・・いけそうな気がする~っ
あると思います。
モナコ公国に学ぶ、超高齢社会における企業の「高付加価値戦略」
高齢化は「課題」とされがちですが、世界1位の高齢化率を誇るモナコ公国は、
税制優遇(タックスヘイブン)と治安の良さで世界中の富裕層を引き寄せ、
豊かな経済を維持しています。ここから企業が学べる、これからの超高齢社会を
生き抜くための3つのヒントを探ります。
1.「シニア=困窮層」の固定観念を捨てる
日本でも、個人の金融資産の多くは60代以上のシニア層が保有しています。
一括りに「高齢者向け」とするのではなく、モナコのように「ゆとりある層」の
ニーズ(健康、孫への投資、プレミアムな体験)に特化した、ターゲティングの
再定義が求められます。
2.安さではなく「圧倒的な付加価値」で勝負する
モナコが高い物価や不動産価格でも選ばれるのは、「安全」や「ステータス」という
他に変えがたい価値があるからです。人口減少が進むこれからの日本企業も、
価格競争から脱却し、「高くてもこの企業から買いたい」と思われる独自の強みや
ブランディング(高付加価値化)が必須となります。
3.税制や制度の「変化」に敏感になる
モナコの繁栄の根底には「税制」があります。日本でもNISAの拡充や、
相続税・贈与税のルール変更など、国の方針によって個人の資産の動きは
大きく変わります。
こうした金融・税制のトレンドをいち早く掴み、自社のビジネスモデルや
顧客提案に組み込む柔軟性が、企業の成長を左右します。

