美容院でパーマネントウェーブ
「OL」(オフィスレディの略語)という言葉は、
バブル華やかなりし頃まで割とよく使われておりましたが、今もご健在でしょうか?
企業で働く女性、女性会社員といった意味あいです。
ジェンダーニュートラルとは言い難いこの言葉を、今の時代にサラリと使われると
「ううん?」と、ひっかかる方もいらっしゃるかもしれませんが、
女性週刊誌が昭和38年に公募して決まった愛称なので、
当時の女性方自身もおおよそ違和感なく受け入れていたと思われます。
そもそもあった日本語の「会社員」で良かったのではないかと思うのですが、
作ったんですね。
おそらく、女性の社会進出を後押ししたくて(しなければならなくて)作った、
プロパガンダのひとつだと思われますが、横文字にしたかったんでしょうねぇ。
ただ、そのほかでも和製英語の多さを考えると、
これはもう日本の、ちょっとした文化なのかもしれないとも思います。
かくいう自分も大好物です、あやしげな横文字。
有名どころでは、食べ物だと「ホットケーキ」や「アメリカンドッグ」など、
仕事で使いそうな言葉には「ブラインドタッチ」や「SNS」、「コストパフォーマンス」など、
そのほか楽しい「ジェットコースター」も、無いと息絶えそうになる「コンセント」も和製英語。
いまや観光立国を目指して海外の方と接する機会も増えているので、慣れ親しんだ
単語の中に、意外と和製英語が多いことは頭に入れておいた方が良さそうですね。
そんな数ある和製英語ですが、車の「ウィンカー(方向指示器)」は、
アメリカ英語「Turning signal」や「Blinker」、
イギリス英語「Indicator」より、
「ウィンクしてるみたいだからウィンカー」とした説のあるKawaii和製英語を
自分としては推していきたい。