真実の愛とは
ローカルですみません。
2008年の今日、大阪ミナミで有名な飲食店のひとつだった、
道頓堀の「くいだおれ」が閉店しました。
関西以外の方も「ああ、アレね」とおっしゃるかもしれない、
「くいだおれ太郎」というマスコットキャラクターで有名です。
赤・青・白の縞模様の衣装を着て、体の正面で小太鼓をたたいている、
黒縁メガネで上下に動く眉のおじさんキャラクターです。
(お顔立ちは、淀川長治さんの若い頃みたいなかんじ)
ただ少し不思議で、みんなお店を知ってるけど、
何が名物?何料理のお店?と訊かれると「・・・なんでも」と答えてしまうような、
まさに老若男女が色々食べられる「くいだおれ」でした。
また有名店の閉店あるあるで、閉店の日が近づくにつれ満員御礼が続きます。
「これが普段だったら潰れなかったのに・・・」というアレです。
ですが、やはり愛されて惜しまれたからでしょうか。
閉店後、1年経ったら「くいだおれビル」としてエンタメ感満載の複合商業施設がオープン、
さらに今年の3月には「中座くいだおれビル」としてまたまた大幅リニュアルオープン!
飲食店「くいだおれ」自体の営業再開はないものの、ブランディングを
最大限に活かした商魂のたくましさは、1949年生まれのいわゆる後期高齢者、
「くいだおれ太郎」が精力的に引き継いでいます。