その日はやってくる
今年も父の日(6月の第3日曜日)が近づいています。
母の日と比べてなんとも印象が薄く、
「父の日ねぇ・・・やらない訳にもいかないか~」などという幻聴が聞こえてきそうです。
お父さん、ガンバ!
成り立ちはアメリカで、ぶっちゃけ先に母の日があったから父の日も作った・・・という、
想像通りのしょっぱいリサーチ結果ですみません。
お父さん、ドンマイ!
まぁ、結果としてその順番ですが、母の日も父の日も、ちゃんと「ええ話しやなぁ」って
いうのがあって、それぞれの娘さんが発起人で成立したようです。
(・・・って、ここでも表舞台の活躍は女性か)
息子さん、ファイト!
さて、6月の第3日曜日を「父の日」にしている国はアメリカの他に、
日本・イギリス・カナダなど。
ただ、そうじゃない日の国もけっこうあるみたいです。
・オーストラリア:9月の第1日曜日
家族みんなでBBQやピクニックなどのアウトドアを楽しむ習慣だとか
・イタリア:3月19日
イエス・キリストの養父「サン・ジュゼッペ」の祝日で、地域にもよるそうですが、
ゼッポレと呼ばれる揚げ菓子を食べて祝福するといわれています
・ドイツ:5月のキリスト昇天祭に合わせるので不定
家族と過ごすというより、お父さんたちが友人同士で集まって羽根を伸ばす日
だそうです(ステキ)
・フィンランド:11月の第2日曜日
理由はなんと、11月に祝日が無かったからなのだそう(本当かなぁ)
お父さん、チャンス到来!
あと数日で日本での父の日です。
お互い、言葉にしなくても分かっている関係だったとしても、
なんか、ちょっと、いつもより+αをお父さんへ伝えるのって、どうでしょうか?
異文化ローカライズと組織マネジメントに活かす「父の日」経営術
母の日の二番手として生まれ、国ごとにユニークな発展を遂げた
「父の日」。
この多様性と歴史には、現代の企業経営に直面する重要なヒントが
隠されています。
1.国ごとの習慣に学ぶ「市場ローカライズ」戦略
オーストラリアのBBQやイタリアの伝統菓子のように、国ごとに
祝い方が異なるのはマーケティングの基本を示しています。
1つのビジネスモデルであっても、展開する地域の文化や「顧客の
不満・欲求」に合わせて表現や売り方をローカライズさせることが、
市場浸透の絶対条件です。
2.後発の強みを活かす「フォロワー(二番手)戦略」
「母の日があったから作った」という父の日の成り立ちは、
ビジネスにおける優秀なフォロワー戦略です。
先発者が市場を開拓し、消費者に「家族へ感謝する」という認知を
定着させた後であれば、後発は少ないコストで市場に参入できます。
先行者の成功要因を賢くハックすることは、低リスクなシェア拡大の
有効な手段です。
3.「言わなくても分かる」を疑う組織エンゲージメント
「言わなくても分かっている関係」に甘え、感謝の言葉(+α)を
怠ることは、組織のエンゲージメント低下を招きます。
特に日本の組織では、身近なメンバーほどポジティブな評価を
口にしない傾向があると言われています。
意識的に感謝やフィードバックを伝える機会を仕組み化することが、
離職を防ぎ生産性を高める防衛策になります。

