午後は●●おもいッきり食事
一昔前(いや、もう二昔前くらいか?)、みのもんた氏が昼のTV番組で放送した
「体に良い食品」は、その日の午後には売切れてスーパーの売り場から姿を消す
という社会現象が話題になりました。
皆、健康に気を付けてるんですよね、好きですよね、「体に良い食品」。
それを代表する「スーパーフード」と呼ばれる食べ物や、サプリメント等は、
時代時代に手を替え品を替え、我々の心の弱い部分を突いてきます。
「●●が●●の●●倍」、「●●を●●に置き換えるだけで●●」、「低●●食品」、
「高●●食品」、「1日に●●をたった●●摂取するだけで●●の効果が」、
「神秘の力で古来から●●も好んで食べていた」、「●●のおかげで●●できる」、
「●●たちが過酷な環境で生き抜いてこられたのは●●を摂取していたから」、
「体内で生成できない●●を外部から効率的に摂取できるのは●●だけ」
ふぅ。
以前きいた都市伝説で、高名な健康・美容の専門家(なんじゃそりゃ)が
「健康でいられるなら死んでもいい」と言ったとか言わなかったとか。
さて、星新一さんか筒井康隆さん(だったと思います、タイトルも憶えてなくて
自分の記憶の中の物語なので、作者のお名前や引用する内容が間違ってたら
本当に本当に申し訳ありません!)の超短編小説で、こういうのがありました。
驚異の健康長寿を誇った、失われし高度文明の謎を解明するべく、
遠く長い旅をした、人類を代表する研究チームがようやくたどり着いた遺跡に、
その秘密が記されていました。
そして、チームの英知を集結し、ようやく現代の言葉に訳することができました。
そこに書かれていた、高度文明の健康長寿の秘密は・・・
「早寝早起き、腹八分目」