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日本生まれ日本育ちの自分は、「お正月」といえば当然のごとく「1月1日」、
という感覚なのですが、同じアジアでも文化・宗教などが違うとお正月も
違うんですねぇ。
有名どころでは中国の「春節」ですが、東南アジア(主にメコン地域)の
タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、バングラディシュ等の国々の
「お正月」といえば4月14日(中旬)だそうです。
何でも、太陽の軌道が白羊宮(Aries)へ移ることで、太陽暦で言う新年が
始まることに由来しているとか。
(聞くところによると、1月1日もインターナショナルニューイヤーとして、
一応お祝いするみたいですが、やっぱり「一応」という感じなんですって。)
所違えば、お祝いの仕方も違います。
その頃に一番暑い季節を迎える国らしく、タイでは「ソンクラーン(水かけ祭り)」が
そこかしこで、それはそれは盛大に行われます。
その様子は写真で拝見する限り、どこかのフェスかユニバの夏のイベントのようです。
手桶やバケツ、大きなショットガンのような水鉄砲をつかって水をかけあい、
中には水鉄砲にポリタンクを繋いで担いでる人や、水道から直接ホースで、
リアルスプラッシュマウンテンな方もいますね~。
地域によっては消防の放水車まで出るとか。
とは言え、僧侶に水をかけるのはタブーのようですが、もともと水かけ自体に
「敬意を払う」という意味が込められているため、目上の人だろうが、観光客だろうが、
この日ばかりは無礼講で水をかけあうので、怒っちゃダメなんですよ。
慣れ親しんだ、「今朝も寒いね~」と合言葉のように言い合うお正月もいいですが、
子供みたいに、底抜けに明るく新年をお祝いするのもいいですね~