手のひらを太陽に
献血が好きです。
献血と献血の間の「お休み期間」が過ぎると、いそいそと血を抜きに参ります。
注射嫌いの友人はその行動について理解に苦しむようですが、
意外と多いんですよ、献血好きな人って。
赤十字の努力も素晴らしく、飲み物やクッキーを準備してくれていたり、
Wi-Fi対応や血液検査の結果はもとより、ちょっとしたお礼の品をいただける場合
(生卵20個の時もありました!)や、場所によってはマッサージチェアが
設置されていることもあります。
(残念ながら、関西圏ではアイスクリームの無料自販機のサービスが惜しまれつつも
無くなってしまいました・・・)
献血の種類も、全血(400ml、200ml)、成分献血(血小板、血漿)など、
それぞれの良さがありますが、そこは「・・・誰が興味あるねん!」の世界ですよね(笑)
もし興味がお有りになる方は、赤十字のWEBサイトへGOしてみてください。
さて、世界で最も珍しいと言われる血液型は、
Rh式血液型の抗原を全く持たない「Rhヌル(null)」型だそうです。
なんと、全世界で50人程度しか確認されてなくて、
すべてのRh型の人に輸血できることから「黄金の血液」とも呼ばれているとか。
また、お国によってもレアな血液型は異なる(人種も違いますもんね)みたいで、
さて日本ですとどうですかね~
【シスAB型】
通常のA型とB型の遺伝子が1本の染色体に両方あるタイプです。
日本人における割合は約9,000人に1人で、国内には約1,300人ほどだそう。
【ボンベイ型】
赤血球の基本となる「H抗原」を持たない特殊なタイプ。日本では100人程度しか
いないと言われていて、同型以外の血液を受け付けないので血液確保が特に困難です。
【Rhマイナス】
日本人全体では約0.5%(200人に1人)の割合です。
特にPhマイナスのAB型は0.05%(2,000人に1人)で、
日本国内では非常に見つけにくい組み合わせです。
ときに自分の血液型は日本人に一番多いと言われているタイプなのですが、
輸血用の血液にも寿命があります。
この日本にたくさんいる、どこかの誰かのお役に立てるよう、
献血行ってきます~っ
献血と資金調達に共通する「多様性」と「手元の流動性」
献血における「希少な血液型の確保」や「日常的な血液の備蓄」と同様に、
企業の財務管理においても 「手元資金の多様化」と「常時確保(流動性)」 が
欠かせません。
1.「いざ」に備える特別枠:コミットメントラインの確保
ボンベイ型やRhマイナスの血液のように、緊急時にしか手に入りにくい資源は
事前の準備が欠かせません。
企業においては「コミットメントライン(融資枠設定契約)」などにあたります。
あらかじめ銀行と枠を設定しておくことで、市場の不測の事態や急な景気変動が
発生した際にも、確実に資金を調達できる安全網を構築できます。
2.日常の循環が命を救う:分散型キャッシュフローの構築
どんなに珍しい血液型があっても、血液には有効期限があるため、日々の
継続的な献血(供給)が不可欠です。
企業の資金繰りも同様で、特定の取引先に依存せず、回収サイトの短縮や多様な
決済手段を導入することで、常に新鮮なキャッシュが巡る健全な循環状態を
作ることが大切です。
3.自社の「血液型(財務体質)」を正しく把握する
血液型に応じた輸血が必要なように、企業の成長フェーズや業種によって
最適な資金調達(デット・エクイティ・補助金など)は異なります。
自社のバランスシートの特徴やリスクの偏りを日頃から正確に把握し、
自社に最適な「血液(資金)」を、必要なタイミングで補給できる体制を
整えておきましょう。

