手が届く
かかかかゆいです。
肘の先っちょがぽぅっくり膨らんでおります。
きっと、先ほど鼻の先をかすめて飛んで行った、か細い声のアイツに違いない。
「成敗してくれるわ!」と、鼻息荒く見回すものの、そこにアイツの姿はなく、
虚しくかゆみ止めを塗るばかりです。
(そもそも、お盆を超えてもなお細々と生き残っているアイツに優しくできない、
器の小さな自分にガッカリですしね)
しかし、昨日蚊に刺されたところと同じ箇所。
昨日も「なんでこんな血が少なそうな所を・・・」と思ったっけ・・・はて?
そうなると、先ほど刺されたのではなく、痒みがぶり返しているだけで、
さっきのアイツは冤罪かもしれません。(ごめんな)
蚊に刺されたところが痒くなるメカニズムは、麻酔の役割を果たす蚊の唾液に
アレルギー反応を起こすからだそうですね。
ご存知でしたか?
一般的に、成人は蚊に刺されたらすぐに反応して痒みが出ると言われていますが、
逆に過去の免疫から刺されても痒くなくなったり、幼児や子供に多いとされる、
刺された翌日以降に大きく赤く腫れる「遅延型反応」が出てくることも多いらしいですよ。
自分はどうやら蚊に好まれる傾向があるようで、隣でアルコールをざぶざぶ摂取している
友人が涼しい顔をしていて、自分だけが痒い思いをすることが多い気がします。
もう、二酸化炭素の排出を抑えるべく、息をしない道を選ぶしかないのかもしれません。
理不尽です。
・・・理不尽?
そういえば、出産にそなえるレディー蚊が(レディーガガではありません)、
=「ご婦人」だけが血を吸うそうじゃないですか。
出産を控えているのなら、蚊のご婦人だろうがリフジンだろうが何だろうが、どんと来いです。
・・・しかし痒い。
「蚊に刺された痒み」に学ぶ、企業の潜在リスクと事後対応の鉄則
蚊に刺された後にやってくる時間差の痒みや、忘れた頃にぶり返す不快感。
実はこれ、企業の経営における「潜在的なリスク」や「過去のトラブルの
再燃」と非常によく似ています。
身近な災難から学ぶ、リスクマネジメントの3つのポイント。
1. 「時間差で顕在化するリスク」を想定する
蚊に刺されてから痒くなるまでタイムラグがあるように、ビジネスにおける
致命的なリスク(法改正への未対応、契約書の不備など)も、発生した
瞬間には痛みを伴わず、忘れた頃に大きな問題となって襲いかかります。
「今、痒くないから大丈夫」という油断は禁物です。
2. 「ぶり返すトラブル」には根本治療を
昨日と同じ場所が痒くなるように、企業でも「以前解決したはずのトラブル
(顧客からのクレームや業務ミス)」が再発することがあります。
これは表面的な「かゆみ止め(その場しのぎ)」だけで済ませ「毒素(根本的な
原因)」を取り除いていないからです。
3. 理不尽な外部環境(レディー蚊)には「予防」で備える
どれだけこちらが気をつけていても、理不尽に血を吸いに来る蚊(=予期せぬ
市場の変化や競合の台頭)は存在します。
息を止めるわけにはいかない以上、企業が取るべき道は「刺されてから騒ぐ」
のではなく、網戸を閉め、虫よけお準備するなど「事前の予防策(財務の
健全化や分散投資)」を徹底することです。

