未知との遭遇
自分は関西出身なもので、小さい頃からうどんが大好きでした。
一時期、茹でたうどんを油で揚げて塩をかけて食べるのにハマってしまい、
半年で10kg近く太ったのではないでしょうか。
大柄とはいえない体につく10kg・・・
美味しいものは恐ろしい・・・
しかしながら、大人になるにつけ「蕎麦」に魅せられ、何ならもう、今ではちょっと、
好みは蕎麦寄りです。(うどん、ごめん)
蕎麦の香りの強い十割そばも良いのですが、二八そばの繋ぎあればこその
角の立った麺の喉越しが堪らなく好きです。
・・・ただ、そんな自分が一度食べてみたいなぁと思うのは、
実はそこからまた離れてしまうものなんですよねぇ
節操がないですねぇ・・・
そのお蕎麦は「真田そば」。
もしかしたら正式名称は違うかもしれません。
時代小説「鬼平犯科帳」のスピンオフ「正月四日の客」という話しに出てくるざる蕎麦です。
このお話し自体も、ほろ苦い良いお話しなのですが・・・
ねずみ大根という小さな辛い辛い大根の汁をたっぷりお出汁に使って、
ぼそぼそした蕎麦を付けて食べるともう、
舌がひん曲がるようで蕎麦の味もへったくれもないそうです。
ああ、どんなんやろう!?
食べてみたくないですか?