口福な螺旋の罪
「砂糖」と「塩」、どちらも歴史の古い、そして馴染み深い調味料のひとつですよね。
自分は「あまいもの」と「しょっぱいもの」はどちらも大変好きですが、とちらかというと、
「しょっぱいもの」に軍配を上げるタイプです。
ただ、世の中には「あまじょっぱ」の罠もございまして・・・
みたらし団子、塩饅頭、塩大福、塩キャラメルに、チョコ掛けポテチ、雪の宿、
ピーナッツバター、アラレや柿の種のチョコクランチとか、もう、枚挙に暇がありません。
あと、「甘い系」食べて、「塩味系」欲しくなって、んでまた「甘い系」食べて、
「塩味系」欲しくなって・・・という恐ろしい別のあまじょっぱスパイラルの罠も待っています。
こんなに美味しいものが手頃にいただけるなんて、自然の恵にも、科学の進歩にも、
先人の努力にも、感謝あるのみです。
さて、その幸せの素、「砂糖」と「塩」は、まぁ、置いていないご家庭の方が少ない
調味料かと思います。
使う頻度や用途を考えれると、なんとなく、だいたい近くに置いてあったりして。
そして、使う時に「カッチカチやないかい!」と、調味料相手に突っ込んでいませんか?
この「砂糖」と「塩」、実は固まる理由が真逆らしく、自分はソレを結構最近知りました。
従いまして、固まりをサラッサラに戻す方法も違います。
塩 → 湿気が吸うと固まるので、フライパンや電子レンジで熱して水分を飛ばす
砂糖 → 乾燥すると固まるので、水で湿らせたキッチンペーパーを容器と蓋の間に挟んで加湿する
どちらもやり過ぎないように、器や状況に合わせて様子を見つつが前提ですが、
保存時は「密封容器に入れる」という予防策と併せて、宜しければお試しください。
そういえば、小さい頃に小鍋で砂糖を煮詰めて、べっ甲飴作ったなぁ・・・
ちょこっとバニラエッセンス入れるといい感じになるんですよね。
久しぶりに作ろうかな。
せっかくだし、仕上げに岩塩とか載せて、あまじょっぱ系べっ甲飴にしますか。