卑近な幸福の尊さゆえに
さて、旅行好きの方はご存知かもしれませんが、日本の3大秘境は、
「岐阜県の白川郷」、「徳島県の祖谷」、「宮崎県の椎葉村」と言われています。
それほど旅行好きかと言われるとモジモジするのですが、やはり世界遺産は
興味があり、白川郷は2度訪れました。
その白川郷での有名な取組は、実際に世界遺産にお住まいの皆さんが
「売らない、貸さない、壊さない」の3原則で300年の歴史を誇る合掌造りを
守っておられるときき、感動したのを憶えています。
また、偶然ながら知り合いに、住んでいた実家がなんちゃら文化財という、
大阪弁で言うところの「ええしの子」がおりまして、やはり折につけ「すごいな~」と
いう話しになるのですが・・・。
突風が吹く渡り廊下に、夏も冬も何故か寒い家屋(そして何故か少し怖い)、
たとえ風呂の床が抜けそうでも勝手には修理できないと親に言われ、
小さい頃から嫌やった・・・と、ぼやき続けておりました。
最初は謙遜だと思っていたのですが、どうやらほぼ本気で辟易としているようで、
大変なんでしょうねぇ。
それが、世界遺産ともなれば相当なご苦労なのだろうと頭が下がる思いです。
他の秘境も行きたいなぁ
でも、祖谷のかずら橋は恐らく膝がガクガクして渡れなさそうな気がする。
椎葉村の仙人の棚田を見下ろしてマチュピチュ気分を味わうのは魅力的かも。
出不精もほどほどにして、体が元気な間にどっか行こうと、思いはする
今日この頃です。