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何が来れば思い出す?

皆さま、この夏はどのようにお過ごしですか。

自分は、暑いの苦手、6本足の昆虫も苦手。
なので、夏は山の中のキャンプやBBQにはなるべく近づかずに済むように暮らして
きましたが、訳あって逃げ切れず、行かねばならなくなり、暗澹たる思いでした。

自分で選べるようになってからの人生で、記憶にないキャンプ。
(年老いた父母が「行きたい~っ」とせがんだため、奮発して家族で行ったグランピングは
キャンプ風味の旅行で、温泉もついてて天国でしたが、友人に言わせると1キャンプの
カウントに含まれないそうです)

行くまでは「ヒロシのぼっちキャンプ」を観ながら予習に励む日々。
いざ、当日を迎えます。

あれ、あれれれ、整備されたオートキャンプ場、木陰に張るテントやターフ、周囲には
川とか流れてて、想像してたより暑くないじゃないですか!

虫よけスプレーで不快指数がやや上がりするものの、高い杉の多い山は想像していた
炎天下の灼熱地獄などどこ吹く風で、森の恩恵に感謝です。
トトロももののけもありがとう。

中でも、夕方が迫る頃の音が忘れられません。
「これ、何の音なん?」と聞くと、「知らんの?ひぐらしやん」と驚かれました。

自分の生まれ育った場所はガチャガチャした下町で、近所の公園や街路樹の、
騒々しいセミの鳴き声しか知らずに育ったため、ひぐらしの何とも言えん鳴き声に
ちょっとしたカルチャーショックで。

さて、このひぐらし、漢字では「茅蜩」、「蜩」、「日暮」と書き、日本の固有種なんですね。
学名も「Tanna japonensis」でjapanが入ってます~、英語圏では「津波/tsunami」などと
同様に、「Higurashi」と和名で通じるそうです。

「日暮」の名のとおり、うす暗い朝夕や曇り空のときに鳴くことでも有名で、
俳句ではセミ=「夏」の季語なのに、ひぐらし=「秋」の季語になってるくらいだから、
きっと自由できままな虫なんでしょうね。

だって、宵越しの金を持たない、その日暮しでしょ?
・・・お後がよろしいようで


「その日暮らし(ひぐらし)」からの脱却:企業が山(リスク)に挑むための予備費戦略
 
 苦手だと思い込んでいた場所も、事前の予習(シミュレーション)と適切な
 環境選びがあれば、想像以上の恩恵をもたらしてくれます。
 一方で、情緒ある鳴き声の「ひぐらし」ですが、ビジネスにおいて「その日
 暮らし」の財務体質は致命傷になりかねません。
 企業の持続可能性を高める3つのポイント。


1. 「食わず嫌い」の市場にこそ、新ブルーオーシャンがある
  「虫も暑さも苦手」と避けていたキャンプ場が実は快適だったように、企業も
  「自社には無理」・「リスクが高そう」と避けていた新規事業やデジタル化(DX)
  の領域が、実際は想像以上に整備され、恩恵をもたらすケースは少なくありません。
  大切なのは、食わず嫌いせず「まずは予習(市場調査)」をしてみることです。

2. 経営における「その日暮らし」は予測不能な嵐で破綻する
  その日の稼ぎだけで翌日の支払いをまかなう「宵越しの金を持たない」経営は、
  平時は自由で身軽に見えます。
  しかし、ひとたび「大雨(突然の不況や取引先の倒産)」が降れば、避難する
  シェルター(手元流動性)がなく、一発で立ち行かなくなります。

3. 季節の変わり目に備える「内部留保と現預金」
  ひぐらしが秋の季語であるように、ビジネスの季節も必ず「夏(繁忙期・好景気)」
  から「秋・冬(停滞期・不景気)」へと移り変わります。
  好調なときほど「日暮(ひぐらし)」の精神を捨て、次の季節を生き抜くための
  「十分な現預金(キャッシュバッファ)」をプールしておくことが、経営者の
  真の器と言えます。

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