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日本で生まれた「母子手帳」、現在ではアジアや紛争地域、また南米・アフリカなど
約50カ国、世界で出産する母子の約16%が使用していると言われています。

現在の日本を「世界で最も安全に赤ちゃんが生まれる国」へと押し上げた
大きな要因の一つが母子手帳。

妊娠中の母体や、出生後の子どもの健康管理(小学校入学までの定期健診や
各種予防接種、歯の検査など)について記録する、記録簿と育児書のような
役割も担っています。

国籍を問わずに受け取れるものなので、日本語以外の言語で作成している
自治体も多数あるようです。

ただ、ルーツとなっていたのは太平洋戦争直前の保健所法(当時)と、
後の戦時体制下で、「1夫婦5児/産めよ殖やせよ」を実現させたい国が主導した、
人口増加のための施策の一環だったんですね。

そういった成り立ちとは言え、現実的な効果としては素晴らしい結果を生みます。

戦中・戦後の厳しい状況下の配給でも「妊産婦手帳(当時)」を持っていると
物資が優先的に配られました。

また、定期的な医師による診察環境を整えられたことにより、妊産婦を取り巻く
環境は守られることになっていたので、現在、困難な環境での出産を強いられる
世界の国でもその有効性が注目されているのでしょう。


ところで皆さんは、自分の産まれた時の母子手帳をもっていますか?

自分は確か「へその緒」と一緒に受け取ったような気がするなぁ。

大人になった今も、幼少期のワクチン接種歴や基礎疾患歴などを確認できる
良いツールにもなるそうなので、ちょっと探して見てみようと思います。

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